コラム

見出し 写真はナマモノ
更新時間 2005/04/10 名前 よねやん
本文  地下鉄東西線の九段下駅、改札を出ると「人・人・人・・・」、それもそのはず、今日は絶好の花見日和だからである。地上に上がるとそこは、桜で有名な皇居お堀の千鳥ヶ淵、歩くのも大変なくらいに、人でごったがえしている。

 特に桜への思い入れは無いが、天気も良いので会社へ出勤する前に1時間ほど立ち寄り、写真を撮ることにした。初めて行く場所であるが、風景にバリエーションがあり、真剣に撮影すると1日でまわるのは不可能であろう。またもっと時間があれば、夜桜風景、雨の中に浮かぶ桜の花びら、など変化に富んだ作品が撮れるのは間違いない。

 さて、今日の本題「写真はナマモノ」という話である。今年の1月の月例会で、とても気に入った成人式の作品が優秀賞に入った。右の女性がとても色っぽくて、左の男性たちとの微妙な距離が、この年代の複雑な世界を見事に表現できている。筆者が審査すれば間違いなく、最優秀に選んだと思う。(この作品をエプソン写真展出展へ筆者は推薦したが、これもNG。選者によって好みが変わるものだなぁと実感)



 この作品でもっと評価できる点がある。それは「速やかに応募したこと」である。今年の成人式は1月10日(月)で月例会が15日(土)であった。5日もあれば作品にすることは可能であるが、この月例会では筆者の記憶だと2点しか成人式の作品応募がなかった。1月といえば成人式なのに、寂しいあまりである。当然、成人式の作品は、審査員にとって印象の強いものになり、この作品が優秀賞に選ばれた。これは「偶然」では無く「必然」なのである。

 次の月例会、多くの成人式の作品がテーブルに並べられた。しかし「時すでに遅し」、賞味期限を過ぎているのである。「写真はナマモノ」という認識が重要なのである。

 東京の桜は今が満開である。1週間後の16日には東京YPCの月例会がある。「写真はナマモノ」という認識が無い多くの人は、桜の作品を5月に応募するであろう。そこで、桜の作品があるのなら頑張って、4月に応募するのである。きっと審査員にとっても印象が強く「桜の中から何点か入選させよう」という心理も働くはずである。チャンスである。

千鳥ヶ淵の桜(4月10日撮影)


1時間だけでもこれだけパターンが撮れました。
粘れば、すばらしい作品が撮れるはずです。
千鳥ヶ淵はかなりお勧め。


ニコンD70、200mm+1.4倍テレコンで撮影
望遠レンズは必須



よく桜の写真集に出てきそうなカット、一応撮ってみました(笑)



ここは、人との絡みも撮れるのでお勧めです。
皆、写真を撮っているので、人にカメラを向けても怪しまれません(笑)