コラム

見出し 台風一過
更新時間 2007/11/23 名前 よねやん
本文 ◇東日本YPC研修セミナーが10月27?28日に行われた。今回で12回目、記録が残っていないので何とも言えないが参加者220人余りというのは最高人数だったのではないだろうか?ということで当然準備や当日の運営などが大変だったのだが、無事けが人もなく成功したのでホッとしている。東京YPCの皆さん本当にご苦労さまでした。

◇「東京YPCの主催する催しは必ず晴れる」というジンクスがあり、発足7年間で撮影会などが雨にたたられた記憶が無い。また当日は元気なYPC会員だから少々の雨でも撮影会は大丈夫だろう、という読みもあり強行日程が組まれていた。これが甘かった。初日の午後、雨どころか台風が直撃してしまったのだ。傘を差していても足がビショビショ、機材は濡れる、でとても撮影ができる状況では無かったのだ。それでも時間の限り元気に撮影する参加者もいたが、近くを少し撮って早めにセミナー会場に戻る人が多くを占めた。

◇要するに撮影会で予定していた2時間がポカーンと空いてしまったのだ。モデル撮影であれば室内で無理矢理にでも行うのだが、その時は明治神宮や代々木公園の秋を撮る予定だったので、代わりの撮影プランが無いのだ。よく大リーグなどで雨の場合は選手が着ぐるみを着てパフォーマンスを行うのだが、まさかそれを行うわけにもいかない。東京YPCの事務局長である石丸さんと焦りながらも話し合いの末、何でも良いので埋めてくれないか?という話が筆者に回ってきた。準備時間は40分ほどしかない。原稿もない。何をするのかも決まっていない。台風のバカといっても始まらない。幸い持っていた写真データ持ち運び用のUSBメモリの中に作品が数十点入っているのを思い出した。
「うぉぉ・・・これでOK牧場だぜ・・・」
と叫びながら、解説したい作品を急いでチョイスして話すことにした。

◇前座の筆者の話の後は、大御所の写真家・立木義浩先生の予定していた講演会だ。「写心気50」と題して先生の写真家生活50年の作品をまとめたものだ。いつもと変わらぬ饒舌(じょうぜつ)な語りは予定していた通り大好評だった。その後の懇親会では写真家・田沼先生や作家・立松和平先生らも駆けつけてくれ、これも大いに盛り上がった。

◇翌日のモデル撮影会では台風一過とはよく言ったもので、施設の高層階からは富士山が一望できるほど空気が澄み切っていた。撮影場所である青少年センターの中庭には台風の影響で落ち葉もほどよく地面に落ちており最高のコンディションだ。モデルを6名も呼んだので広々とした中で撮影ができ参加者も大満足だった様子である。11月20日締め切りで本セミナーでの写真コンクールが行われる。既に郵送されてきた作品を少し見せてもらったが、お世辞なしで上質なものが目白押しだった。入選作品は年内に小冊子にするとのこと。出来上がりが楽しみだ。

◇それにしても本セミナーの実行は大変だ。大きく参加人数が変動する中での会場選び、先生の手配、参加費の設定、撮影会の段取りなどなど。これを毎年持ち回りで1つのYPCが仕切るというのだから常軌を逸した大変さなのだ。幸い、東京YPCは全国最大規模の330名という会員数なので手伝ってくれる会員も最大規模、それでも中心となる役員の忙しさは大変なものだった。これを30名規模のYPCで行う年もあるのだから片手間でできる内容ではない。今後は規模や開催頻度などを考える必要があるかも知れない。


饒舌を披露する立木義浩先生


懇親会では鏡割りで盛り上がる

#本日、両国でエプソンニューフォトフォーラムが開催され朝から顔を出した。会場の一番良い場所に東京YPC会員の作品が10点展示されていたが、どれもこれも上質であった。少し残念なことは開催日が1日限りということだ。来場者は多かったが休日で1日だけというのは戦略的にみてどうなんだろう・・・