コラム

見出し 写真展
更新時間 2012/01/25 名前 よねやん
本文 ◇お知らせの通り、2月3日から写真展を行う。これは写真家・管洋志先生と行ったベトナムラオス撮影行の参加者10名の作品をまとめたものだ。1人が5点ずつ持ち寄り、全部で50点が展示される。

◇内容はこれまで記憶にないほどの出来だ。1枚1枚に意気込みが感じられ、50点がまったくスキの無い構成となっている。普通のプロ写真家でもこのレベルに達するのは難しいと思う。作品選びは、各自のお勧め作品から管先生が選んだものだ。まず、8名の作品をバランスよく選び、みんなが撮りそこなったカットを筆者と管先生のコマから埋めるという選び方をした。よって筆者の出展作品は、暗闇のお坊さん2カット、夕日のお坊さん1カット、飛び回る蝶1カット、室内の子供1カットと撮影難易度が高く、他の人があまり撮れなかったコマばかりになってしまった。

◇管先生は、現地の空気感を伝えるような作品を選ばれた。ワラ葺屋根の村の様子のカットなどは、一見平凡であるが、現地の様子がよく分かり、存在感を漂わせている。コマ選びに際して、管先生の撮った作品を50点くらい見せてもらったが、唸るほど良いカットばかりで、「プロの中でも頂点」という感じがした。写真の世界では自称・写真家が多すぎて、その辺の写真教室で教えている写真家はゴルフで言うと、打ちっぱなしで教えているレッスンプロのようなものだ。対する管先生のような写真家はテレビに出てくるツアープロと言えるだろう。

◇プリントチェックを管先生と行った時「なんでこんなに良い作品が揃ってしまったのか?」という話題になった。結論は「良い場面を設定さえすれば、みんな撮る力がある」ということだ。確かに最高の場面に数え切れないほど出会い、情熱を持ってカメラを構えれば自ずと良い作品が量産できた。このような撮影ツアーの質は、同行したプロの場面の設定力だと感じる。よく格安ツアーと比べてプロが同行する撮影ツアーは割高だという声もあるが、これは全く別物。安くても良い場面が無ければ、行くだけ時間の無駄というものだ。

◇写真展の準備は年間4回ほど行っているので、この規模は苦にならない。しかし、せっかく珍しく自分も出展するのだから、ビシッと成功させたいと思っている。少し驕(おご)りになるかも知れないが、絶対に勉強になる作品展なので大勢見に来て欲しい。作品の内容はもちろん、展示方法など含めて、他とはちょっと違うはずだ。

1月3日六本木ヒルズスカイデッキより。正月は空気が澄み、来場者も少ないので撮影に快適だ。