コラム

見出し 岡本太郎に会いに行こう
更新時間 2012/10/25 名前 よねやん
本文 ◇銀座線、半蔵門線、千代田線の交差する地下鉄表参道駅。 そこから徒歩5分くらいの南青山のど真ん中に岡本太郎記念館がある。 芸術家の岡本太郎さんが84歳で亡くなるまで、 そこで創作活動を行い生活をしていた場所でもある。 筆者は10回近く行ったことがある。それも何となく近くで用事があったので、 ふらっと立ち寄るみたいな感じで、「よし、今日は行くぞ」 といって立ち寄ったのは最初だけだ。美術館なので「写真」 とは関連がないと思われるが、なんとこの美術館は写真が撮り放題なのだ。 まず、受付でお金を払うと「撮影ご自由に!」と言われる。

◇アトリエはまだ岡本太郎氏が生きているような生活感あふれる感じで、 ここを訪れる人から「太郎さんが生きている」という会話を何度も耳にしたことがある。 リビングと庭のオブジェとのつながりが、どの角度から見ても見事で、 どっぷり岡本太郎の世界が楽しめる。丹念に作品の写真を撮ると 1時間くらいはすぐに過ぎてしまう。

◇近所には根津美術館があり、確かにそこは立派な作品、建物、庭園と美術館と しては素晴らしいが、1時間も見ていると、「気」を吸われたような疲労感がある。 対する岡本太郎記念館の場合は、逆に「気」を充電してもらったような心地よさが あるのだ。岡本太郎氏の作品は、こちらから理解しようと対峙する必要が無く、 心を無にすると、作品から何かがすっと入ってくるような感じがするので、 心地よいのかも知れない。よく有名人らも、心地よさを求めてふらっと立ち寄るらしい。

◇また、周りも絵になる場所ばかりだ。プラダなど高級ブティックの建物も面白いし、 12月になると外苑前のイチョウ並木も近い。おしゃれなカフェも多いので 写真仲間で行けば1日楽しめるはずだ。

◇とにかく、都心の写真の撮れる美術館は珍しいので、1度行ってはいかがだろうか? 新たな発見があるはずだ。


アトリエ、生前のまま保存されている


2005年に亡くなった、養女の敏子さんの写真も飾られている


自分の家にもこんな庭があったら最高だ


文京区のシビックセンターから、D600は夜景がきれいに撮れる