コラム

見出し 機材の重量
更新時間 2017/05/29 名前 よねやん
本文 ◇若い20代の頃は機材の重さなどあまり考えないものだが、年を追うごとに機材の重量は深刻な問題になってくる。
筆者の標準のカメラ機材は
フルサイズのボディ2台
レンズ70−200mm、24−70mm、17−35mm ストロボ 2台 予備バッテリーなど付属品
これをリュックに入れ実測してみると約8kgになった。

◇それに撮影対象により別機材がプラスされる。 例えばよくある料理などの写真を撮る場合は ストロボ用の傘とライトスタンド2セット、ストロボ1台、三脚1脚で約10kgが追加され、前のリュックと合わせて総重量はなんと18kg位となる。

◇機材を減らすと写真のクオリティが確実に落ちる。仕方がないのでこれをガラガラとカートに乗せて都内を移動する。不便な所だとタクシーも併用するが、基本は電車での移動でこれが大変なのだ。ただ、慣れてくると駅のエレベータの位置が頭に入り、楽な移動方法が分かってくる。要するに車椅子で移動できるルートが分かってくるのだ。仕事というのは不思議なもので、ある程度無骨な機材を持ち込まないと、取材先に納得してもらえない部分がある。よって悲鳴を上げながら重い機材を持ち歩いているわけだ。ただ、筆者はその中で1グラムでも軽量化しようと努力し、他のカメラマンよりはずっと機材は軽いと思う。

◇プロとアマチュアの違いは、予備機材にあると思う。故障すればアマチュアなら撮るのを諦めれば済むことだが、プロは必ず仕事を遂行する必要があるので、予備機材を必ず持つことになる。よって機材が重くなってしまうのだ。重要な仕事だと、予備の予備でボディを3台持つこともある。ファッション系でパリミラノコレクションなどは、望遠レンズを多用するので同じ70−200mmを2本持って行ったりする。海外出張の場合はパソコンも2台持っていくので、全てにおいて重量が2倍になってしまう。

 「予備のカメラはiPhoneで」なんてことはできないので、重い機材を持ち歩けなくなったら、それまでだ。写真家ならコンデジ1台で作品を撮るという人もいるが、報道カメラマンの場合は体力勝負という面が強い。


筆者のカメラバッグ、仕切りに入れるものを決めているので、
忘れ物をした場合、すぐに分かる



他に機材をまとめたところ、
これをガラガラと引きずりながら都内を移動する