コラム

見出し やっぱりフルサイズ
更新時間 2019/01/06 名前 よねやん
本文 ◇スマホでQRコードを表示して店頭で決済するアプリ「PayPay(ペイペイ)」が12月に20%ものポイントを戻すキャンペーンを行った。要するに10万円のものを買って、PayPayで決済すれば2万円分がもどってくるという、太っ腹なキャンペーンだ。日ごろ一切値引きしないマックなどのパソコンも2割引で買えるとあって、PayPayを扱うビックカメラなどでは人が押し寄せ、売り切れ続出。それはまさにイナゴの大群状態だ。

◇筆者も乗り遅れまいと、ビックカメラの新宿西口店に行き、イナゴの大群に混じって、キヤノンのミラーレス一眼 EOS kiss M(18-150mm)レンズキットをゲットした。税込みで10万円ちょっとが、ビックカメラのポイント約1万円、PayPayの還元約2万円、キヤノンのキャッシュバック1万円で実質なんと6万円ちょっとで買えてしまったから大満足だ。本当はニコン製が買いたかったが、同社は同クラスのミラーレスが無く、またクラス下のニコン1シリーズも製造中止になったので、消去法的にキヤノンを買うしか無かったのだ。ニコンには今後期待したい。

◇このEOS kiss Mだが、カメラの販売台数で言うと最近はトップを独走している。小さくて、軽くて性能が高いというのが理由で、風景から子供のスナップ、運動会まで問題なく使える。そこそこ写りも良く、2Lに伸ばすくらいなら全く問題ないと言って良いだろう。

◇センサーサイズがマイクロフォーサーズよりも大きいので、画質もオリンパスのOM−Dシリーズよりも良いかも知れない。ニコン、キヤノン、ソニーとフルサイズのミラーレス一眼が出揃い、キヤノン、フジフイルムから安価なAPS-Cサイズのミラーレス一眼が出ているので、センサーの小さいオリンパスはどうも旗色が悪いと言える。ミラーレスがいろいろ出て思ったことだが、ミラーレス化で「軽く小さいカメラが作れる」と安易に考えていたが、流れが変わってきて、「同じ大きさ、重さで大きなセンサーのカメラが作れる」という流れに変化しているようだ。ミラーレス化によって小型化に進むのでは無くて、センサーの大型化に進んでいるのだ。

◇理由は明白で、以前から言うようにセンサーが大きいほどボケ味が良く、画質も高い。記録写真ならスマホで十分、あえてカメラを買う人は画質にこだわるのだ。筆者もEOS kiss MなるAPS-C機を買ったがあくまで日ごろの持ち歩き用で、仕事ではフルサイズ以外を使うことは無い。

◇先日、帝釈天で行ったモデル撮影会の作品を見せてもらったが、上位はフルサイズ機の大口径レンズで撮った作品ばかりだ。いくらAPS-C機でうまく撮ったとしても、細かい点でアラが目立ってしまう。ことさらモデル撮影会は同じ被写体を狙うわけだから、細かい点が審査結果を分ける。ただフルサイズを使わない人にも朗報がある。写真を見る側にもスキルの差があり、ボケが汚く切れの無い作品に対して何も感じず、高評価を与えるプロもいる。そういうプロに当たればAPS-Cやマイクロフォーサーズで撮っても上位入選が可能なのだ。そういう「勝負の綾」が写真の面白いところではあるが、高画質で撮ったから審査で落ちることは無く、やっぱりフルサイズというのが無難な選択になるのだ。


大塚国際美術館(徳島県鳴門市)に行った。
全部複製品だが世界中の名画が見られ、
写真も撮り放題なのでインスタ映えする美術館
として大勢の来館者でにぎわう
EOS kiss Mで撮影



例えば「最後の晩餐」は修復前後の2枚を比較鑑賞できる
EOS kiss Mで撮影