コラム

見出し 液晶モニタ
更新時間 2019/10/16 名前 よねやん
本文 ◇10年以上前に購入した液晶モニタ(EIZO L997)を買い替えた。当時の最上位モデルで、20万円ほどと高かったが、 発色がきれいで、これを超える後継機が出ずに数年間売れ続けたロングセラーだ。ただし、バックライトが蛍光灯管なので、 経年変化には勝てず、発色が悪くなってきたので、買い替えることにしたのだ。

◇よく質問で、「パソコン画面とプリント出力を合わせる方法」を聞かれるが、ノートパソコンや安物の1−2万円の 液晶モニタでは発色が悪く、色を調整するのが困難だ。最低でもモニタに5万円くらい出さないと、忠実な色再現は望めない。 筆者のように画像の数値(%表示)を見ながら補正できればモニタによる影響は少ないが、液晶画面を見て直感的に補正する場合は、 忠実な色再現をするモニタが良いに決まっている。

◇今回買ったモニタはEIZOのCS2410。キャリブレーションと言って、センサーを画面に当てて、ソフトを起動させると、 いつでも同じ発色で画面表示できる優れものだ。それが安くなったもので遮光フードなど付けて一式でも8万円しかしなかった。 安いモニタはキャリブレーション機能がなく、色味がバラバラになる。プロの液晶モニタは自宅で補正した画像が職場や印刷所 でも同じ色味で表示されなくては困るので、通常はEIZOのキャリブレーションされたモニタが用いられる。

◇写真を楽しむだけなら、高級液晶モニタは必要なく、安いカメラとノートパソコン、プリンタがあれば十分楽しめる。 全部で10万円も出せば大きなハズレはないだろう。これが仕事で使う道具となれば話が変わる。パソコンは振動を与えても 壊れにくいパナソニックのレッツノート。モニタはEIZO、カメラはフラッグシップ機、レンズはF2.8通しの大三元レンズとなると 軽く100万円超えの予算が必要になる。それでもプロは償却できる見込みがあるから買うのであって、 趣味で「プロ並みの良い機種を使いたい」のであれば、それは高い買い物になるので誰もが悩むところだろう。 はやり趣味はお金をかけずに楽しめることが重要なのだから。


キャリブレーション中の液晶モニタ


東京コレクションの一幕、遅れて行ったので後ろの高い位置から撮った