コラム

見出し 書くこと話すこと
更新時間 2020/09/19 名前 よねやん
本文  
「1000文字1時間」

◇筆者が本コラムのような原稿を書くとかかる時間だ。早くもなく遅くもなく、一般的な速度だと思う。 慣れていない人はいきなり考えながら書くので、この時間ではとても書けないだろう。

◇書くコツとしてはプロットと呼ばれる、大まかな設計図を思いついた時に、箇条書きで書いてしまうことだ。

前回の「マクロズーム」の話だと、
・ ハキリアリの話
・ なぜマクロレンズが必要なのか
・ 望遠マクロズームで差別化
・ デジカメが近寄れるのでマクロレンズが売れない
などの要素を思いつくままに書いてしまう。あとは肉付けするだけだ。 アイデアのコツは「思いついたらすぐにメモること」、後にすると忘れて分からなくなることが多い。 文章の良し悪しはこのプロット次第と言える。

◇そんな風に日常的に文章を書いてゆくわけだが、他人に原稿依頼する場合は注意が必要。 何となく「300文字の短いコメントをお願いします」なんて、原稿に慣れていない人にお願いすると大変なことになる。

◇何日もかかって出来上がってきた原稿は、 矛盾だらけで面白くなく、ひどいものになると「お前、日本人か?」というような場合もある。 そういう場合は、直しを入れるわけだが、直しすぎて身の部分がなくなってしまうことも。

◇本人を傷付けずに、直しを入れることは難しく、最初から筆者が書いた方がずっと楽だ。 それが予想される場合、最初から原稿依頼はせず、 「お忙しそうなので、話を聞いて私が原稿におこします」といって書くことが多い。

◇同様なこととして「セミナー依頼」というのがある。例えば写真家の場合、 撮るのは得意だけど話せないという人がいる。キホンそういう人には頼まないが、 承知でお願いする場合は、筆者も出演してトークショー形式にすることがある。 特にあがり症の人だと、1時間話す原稿を一生懸命作ってきたりするが、 それを棒読みされては面白くない。受講者とのキャッチボールができるようなセミナーでないと絶対に眠くなるのだ。

◇とにかく、「書くこと」「話すこと」を依頼する場合は注意している。

◇親睦が深い故・管洋志先生や田沼武能先生、熊切大輔先生など一流の写真家は 「撮る」「書く」「話す」が高いレベルでバランスしており、逆にどれかが欠けては一流になれないのだと思う。

◇今日も約1000文字、55分くらいで書き終えることができた、、、


伊丹空港の飛行機雲、近いうちにまた撮りに行く予定