コラム

見出し 次はミラーレス
更新時間 2021/01/19 名前 よねやん
本文 ◇正月の2日、3日と箱根駅伝の鶴見中継所でタスキリレーの撮影をした。サッカーやボクシングと違って、走者を追いかけて連写するだけなので、難易度は小学校の運動会レベルだ。けれど全てのタスキリレーを撮る必要があり、団子になって入って来る時は瞬時にフレーミングを変えて撮らなくてはならない。幸い、今回はきびしい団子状態は無かったので、ピントを外すことなく、21チーム全部を撮り終えることができた。


鶴見中継所復路のカメラマン席

◇撮影中にはどのようなドラマがあるか分からないので、すべて撮った後に、この走者を出稿してくれという話になる。そこでコマが無いと、非常にまずいので、ゆるい撮影ながら、失敗は許されない。

◇今年はコロナの影響で各社カメラマンは1名ずつ。なので比較的混まずに撮影ができた。いつもならお寿司詰め状態のカメラマン席も、さすがに肩が触れ合うこともない。だが、良い席というのは限られており、復路の3日は走者の通過が12時ころなのに、始発で6時頃に場所取りに行ったら、すでに3社が脚立を並べていた。おそらく近所に住んでいて、早朝にチャリで置きに来たのだろう。一応、場所取りにも仁義というのがあり、前日から脚立を置くのはNGだ。

◇今年は、いよいよミラーレス元年で、ソニーのα9やキヤノンのR5を実戦投入する社が少なからずいた。野球でも消化試合ではテストがてら使う社が散見され、問題ないというお墨付きがついている。駅伝走者位ならまったく問題ないだろう。

◇筆者はニコン派で、まだミラーレスは実践投入していない。最初ニコンからミラーレス一眼Z7が出た時にいち早く発表前に予約したが、実際のスペックを見ると、メモリーのシングルスロットで仕事では使えないことが判明。キャンセルした経緯がある。

◇スポーツやファッションショーを撮る時は、1枚カードを抜いてパソコンで送信。その最中に撮影することもあるので、ダブルスロットは必須なのだ。また筆者は片方のスロットに大容量カードを差しっぱなしにして、バックアップ代わりにしている。とにかく、プロはダブルスロットが必須なのだ。

◇シングルスロット問題でプロから一斉にブーイングを浴びせられたあげく、次のZ7?ではダブルスロットになったが、今度は性能があまり変わらずがっかりした。悪い所ばかり目立って、新しい物好きの筆者でも買うに至っていないのだ。

◇さすがに今年はニコンからもっとマシなミラーレスが出ると思われるので、間違いなくそれを買うつもりだ。予想ではデジタル一眼D850の流れを汲んだ、6000万画素のミラーレスを期待している。今はD850メイン+D810サブという組み合わせだが、新ミラーレス+D850サブという組み合わせで運用しようと思う。しばらくは旧いFマウントを使いながら、Zマウントのレンズを徐々に買ってゆくイメージだ。

◇いろんな撮影を通し、完全にミラーレス化できるか、試してゆく年になると思う。アマチュアの場合は、そんなに激しいスポーツも撮らないので、風景やスナップだけ撮るような人だったら早めにミラーレス化しても問題ないと思う。瞳AFはバンバン効くし、暗い所でも明るく見えるし、画像はきれいだし、あまり悪いところが見当たらない。

◇筆者の場合だと、AFはもちろん、テザー撮影に問題ないか? 物撮りで大丈夫か? など細かくテストする必要があるのだ。

◇銀塩からデジタルへの移行は仕組みが全く変わったので世の中は10年ほどかかったが、レフ機からミラーレスは大きな変化ではないので、すんなり移行すると思う。そうするとレフ機用のレンズは10年ぐらいするとゴミみたいになってしまうので、その辺の売買計画はかなり重要だろう。